「秋葉原にある有名な自動販売機はなんでしょうか?」と人に聞くと、「おでん缶」と答える人がいます。1990年代、秋葉原では「おでん缶」がブームとなり、「おでん缶」の自動販売機にはお土産用に買う人もの列ができていたことがあります。(実際にはおでん缶を製造している会社と秋葉原は関係ありませんが・・・)そんな現在の秋葉原には、「おでん缶」自動販売機にも負けないちょっと変わった自動販売機が複数設置されています。
今回行ってみた自動販売機たち
①カオスな自動販売機スポット(万葉橋)
②ポンジュース自動販売機
カオスな自動販売機スポット
カオスな自販機がたくさん設置されている場所として、Youtubeを含む数多くのメディアでも紹介されている「自動販売機スポット(万葉橋)」です。設置されている場所はJR秋葉原駅の南側から、万世橋を渡った先にある「肉の万世ビル」の裏にある建物です。
行き方
秋葉原駅から肉の万世ビル後方へ進んでいきます。
肉の万世ビルにきましたら、裏手の道に入ります。
肉の万世ビルを過ぎたあたりで、外に自動販売機がたくさん設置されている古ぼけた建物が見えてきます。ここだけ時間が止まっているように見えます。2階に人は住んでいるのか?
!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
写真には写っていませんが、かなり汚いないです。あたり一帯にゴミが散乱しています。さて、自動販売機を見ていきましょう。
自動販売機
いたって普通の自動販売機?思いきや、食べ物やだでなく秋葉原という場所柄なのかしてトミカが売ってます。誰が買うんでしょうか?
「非常食セット」「チロルチョコ詰め合わせ」や「エゾ鹿カレー」なるものがありました。
コンセプトがバラバラでよくわかりません。
ネタ以外では絶対に売れないと思われる、カブトムシのフィギュア
定番の「おでん缶」の他、「非常用ろうそく」や「ギャバン エスカルゴ缶詰」まで
深夜に突然Nゲージが買いたくなる人向けの販売機もしっかりありました。
昔懐かしのポップコーン自動販売機
撮影はしていませんが、「ここはトイレではありません」の警告もたくさんあってノスタルジーに浸るような空間ではなかったです。
場所
JR秋葉原駅から万世橋を渡り、肉の万世ビルの裏手に入ります。
徒歩3分ぐらいです。
ポンジュース自動販売機
秋葉原には、「ポンジュース」がたくさん売られている自動販売機があります。ポンジュースといえば、愛媛県松山市に本社を置く株式会社えひめ飲料が販売する果汁100%のジュースです。1952年(昭和27年)から販売されているといいますので、70年間以上も売れているベストセラー飲料水です。
なぜ、ポンジュース専用の自動販売があるのかといますと株式会社えひめ飲料の京営業本部が秋葉原にあり、この本部前に置かれている自動販売がポンジュース自動販売機となります。
行き方
JR秋葉原駅の電気街口から、線路沿いに御徒町方面へ進みます。最初の信号を渡り左の路地に入るとお目当ての自動販売機とエンカウントします。(秋葉原駅よりも末広町駅の方が近いです。)
通りに入るとすぐに「株式会社えひね飲料」の緑色の看板が見えてきます。
窓にポンジュースが並んでいます。
正面玄関へ方向へ向かいます。
自動販売機
ポンジュースと書かれている自動販売機がありました。
正面もポンジュース一色です。
すべてのポンジュースの飲料水が並んでいます。
誤解される方がいるみたいですが、ポンジュースだけ売っている自動販売機ではありません。
では、「ポンジュース」を飲んでみます。
ほどよい酸味に甘い濃厚なみかんの味がしました。さすが濃縮還元です。国民的みかんジュースともいえる味です。